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にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師
プレミアム医学英語教育事務所代表 http://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

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■since 2007/01/18
EBM (Evidence Based Medicine) の研究会
 13日の夜、横浜市立市民病院で開かれた神奈川EBM実践研究会に初参加しました。テーマは「製薬会社の説明会のききかた~ゾフルーザのパンフを斬る~」で、講師は総合診療で有名な南郷栄秀先生らでした。当日朝に開催を知ったのですが、南郷先生の話はずっと聞きたかったので、万難排して参加しました😁 医師役、薬剤師役、MR役に扮しての迫真の演技には思わず笑ってしまいましたが、パンフに掲載された情報の吟味、参加者とのディスカッションなど、とても勉強になりました。
 
 製薬会社のMRさんは、自社製品を使用してもらいたいがために、医師に製品説明をします。その際には、なるべくいい気分で説明を聞いてもらうために高級弁当を用意することもあるでしょう。学会のランチョンセミナーもしかり。それが、製薬会社のビジネスです。当日の演技でも、MRは決して悪者ではありませんでした。ただし、もしこうした接待のみで医師の処方行動が変わるとしたら、患者側からすれば、疑問を投げかけたくなりますよね。
 最近のパンフレットは、以前よりはきちんと臨床試験のデータを載せてあるようですが、それでもいくつかツッコミどころはあります。読み手がデータを批判的に吟味する力が求められます。

 この手の話題はライブで、その場にいないと大事なところが見えてこないので、このあたりでやめておきますが、南郷先生達の取り組みを通して、エビデンスとは何か、実践とは何か、エビデンスと実践のギャップを埋めるものは何か、について改めて考えさせられました。

メディカル翻訳・ライティング | 09:47:02

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