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にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師
プレミアム医学英語教育事務所代表 http://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

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遺伝性高コレステロール血症の薬物治療に朗報
1月25日に公開された海外論文ピックアップの記事です。

Eur Heart J誌から
アリロクマブはHeFH患者のLDL-C改善に著効
アフェレーシス実施頻度は75%減少

 家族性高コレステロール血症(FH)は、悪玉コレステロールといわれるLDL-Cが高い遺伝性疾患で、若いうちから心血管リスクが高く、食事や運動療法のみでは容易に改善しません。日本でも患者総数は25万人以上と推定されているそうです。この記事は、アメリカとドイツにおいて、FHヘテロ接合体患者を対象に、新規薬剤アリロクマブを皮下投与した第3相ランダム化二重盲検試験の結果を紹介したものです。試験の枠組みと評価項目の説明がやや複雑なので、詳しくは記事を読んでもらいたいのですが、この薬を投与された患者さんのLDL-Cは、プラセボ群と比較して大きく減少し、それまでアフェレーシス療法(対外循環でLDLを取り除く、腎透析のような方法)が必要だった患者さんの3分の2も、アリロクマブの投与期間はアフェレーシスが不要だったそうです。


メディカル翻訳・ライティング | 14:30:12

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