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にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師
プレミアム医学英語教育事務所代表 http://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

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ステント留置術中にヘルメット装着?
25日に公開された新着論文紹介記事です。著者はチェコ共和国の医師ら。チェコ発の論文を要約するのは初めてでした。

Eur Heart J誌から
頸動脈狭窄症、術中の超音波分解で脳梗塞予防
経頭蓋ドップラー・モニタリングで脳虚血性病変が減少
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/etc/201611/549097.html

頸動脈狭窄患者に対する頸動脈内膜剥離術(CEA:carotid endarterectomy)または頸動脈ステント留置術(CAS:carotid angioplasty and stenting)の術中に超音波分解(Sonolysis) を実施した群は、非実施群に比べて、介入から24時間後の脳MRIで症候性・無症候性の新規虚血性病変が有意に少なかった、という内容です。

 論文中では、会社名がDWLになってますが、日本で出回っている同種の製品は、ガデリウス社の「マルチ周波数超音波ドップラ血流測定装置(Multi-Dop® T digital)」のようです。論文には、ヘルメットを定位置に固定してモニタリングなどと書いてあるのですが、写真がないので実際の状況がよくわかりませんでした。

著者は、CEAやCAS中の超音波分解は、症候性・無症候性の脳虚血性病変の発生を減少させたとし、このベネフィットは、大きな病変でより明確であり、その範囲は、対側の脳半球など、超音波に直接曝露される部分を超えていた、と述べています。

メディカル翻訳・ライティング | 17:50:34

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