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「サイコパス」や「クラッシャー上司」から身を守るには

 大型連休は、いかがお過ごしですか? わたしは、3日(水)に横浜中心部へ出かけたところ、緑化フェアとパレードで、横浜スタジアムから日本大通り周辺はとても賑やかでした。神奈川県庁も公開していたので知事室を見学し、それから観光クルーズで横浜港内をめぐり、中華街でランチ。ベタな横浜観光を楽しみました。

 天気がいいなあと思いながらも、3日以外は自宅にこもり、サイコ・メンタル系の新書2冊を読み、サスペンス映画のDVDを2本観ました。
 「サイコパス」 中野信子著 文春新書
 「クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち」 松崎一葉著 PHP新書
この2冊は、別ルートから仕入れたものですが、続けて読んだら結構面白かったです。「勝ち組」サイコパスと「クラッシャー上司」は、かなり似た特徴を持っているようで、どちらも社会的に成功していますが、共感する力にかけ、陰湿なイジメを繰り返したりします。
 
 DVD「ユージュアル・サスペクツ」と「サツペクツ・ダイアリー」は、齋藤孝の本で「文脈力を鍛えるためにお勧めしたい」と紹介されていた映画です。「ユージュアル・サスペクツ」は、最後まで犯人がわからず、やられた😓という感じでした。伏線が複雑に張られているので、もう一度見て確かめたいと思っています。

 「僕はね、五人つぶして役員になったんだよ」などと自慢げに語るような人から身を守るには、自らのメンタル・文脈力を鍛えて、対応策を練ることが大事だと思いました。

 お休みも残り1日ですね。明日は出かけようかしら。
            
               2017年GW_本
             

「学ぶ」を再考する

  最近、女性医療従事者のキャリアと英語学習について連載記事の執筆を頼まれたこともあり、「学ぶ」ことについて再考してみようと思い、本屋やアマゾンで気になった本を読んでいます。
 「文脈力こそが知性である」 齋藤孝 角川新書
 「受験学力」 和田秀樹 集英社新書
 「僕らが毎日やっている最強の読み方」 池上彰&佐藤優
 「疑う力」 西成活裕 PHPビジネス新書 (←これは再読)

 それぞれテーマは違いますが、学ぶことに関する共通した主張は「アウトプットを意識してインプットすると効果的」ということです。そういう意味では、記事を書いたり、翻訳スクールで教えるチャンスをもらっている私は、自分自身の学び方としても悪くないのね、と思いました。和田秀樹氏の著書では、「大人のための勉強法」も以前よみましたが、本書では、2020年の大学入試改革を愚策と一刀両断。受験勉強をすることで、社会にでて役立つ能力としては、スケジュール作成能力、嫌なことでもやらなければいけないことは「やる」能力を挙げています。
 
 本の表紙を並べてみると面白いですね。
「2人の最新全スキルが1冊でわかる」「できる大人はつなげて話す」「受験勉強で「生きる力」を身につける」「自分のアタマで考える人が成功する」 下の写真を見なくても、どの本の帯かわかりますよね。出版社の編集者は、自分が売りたいと思っている本ほど帯に力を入れると池上&佐藤本に書いてありました。

       

備忘録 今月みた映画

 今月、そして今年度も今日で終わりですね。仕事はあまり入れていませんでしたが、私用でバタバタして、ブログが更新できませんでした。でも医療関係の映画はいろいろ観ましたので、タイトルと簡単なあらすじ、感想等を書き留めておきます。

『 最強のふたり 』 原題: Intouchables 2011年 フランス
頸髄損傷で体が不自由になった大富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を描いたドラマです。実話がもとになっているらしく、モデルとなったふたりがラストに登場します。 介護人アブデルの介護スキルは低く、素行もよいとは言い難いのですが、フィリップを病人としてではなく、ひとりの人間として自然に接するところが他の介護人と大きく違うところです。気難しいフィリップも、そんなアブデルに次第に心を開いていく姿が印象的でした。

『パッチ・アダムス』 1998年アメリカ
『グッド・ウィル・ハンティング』 1997年アメリカ
『レナードの朝』 1990年アメリカ
いずれも実話をもとにした映画です。別に俳優で映画を選んだわけではないのですが、この3本すべてにロビン・ウィリアムズが出ていました。すべて医師または心理学者として患者を支える立場で登場し、どの医師(学者)も個性的で全然タイプが違うのですが、彼はそれぞれに人間的魅力にあふれる役柄を演じていました。『パッチアダムス』は治療とユーモアの関係、『グッドウィル』は天才的な頭脳を持ちながらトラウマを抱えた成年と妻に先立たれた心理学者の心の交流、レナードの朝は眠り病と言われる難病の患者と治療に取り組む医師の交流を描いており、どの作品からも生きる喜びと悲哀を感じることができます。

『チームバチスタの栄光』 2008年日本
『ジェネラル・ルージュの凱旋』 2009年日本
洋画だけでなく邦画も、ということで選んだのが海堂尊原作本を映画化した作品です。『チームバチスタ』はその昔原作を読みましたが、原作と違って田口先生が映画では女性(竹内結子)だったのには驚きました。厚労省官僚を演じた阿部寛は、ああいう官僚が実在するか否かはともかく、白鳥氏を演じられる役者は他にいないというくらい、はまり役だと思いました。映画には、バチスタ手術、Ai(Autopsy imaging :死亡時画像診断)、DMAT(Disaster Medical Assistance Team : 災害派遣医療チーム)など医療関係の専門用語が出てくるのですが、手術の解説動画を入れたり、さりげなく登場人物に説明させたりするところは、なかなか親切にできていると思いました。

大学生の半数以上が奨学金を借りている

  『奨学金が日本を滅ぼす』 大内 裕和 著を読了。高校生以下の子供を持つ親や大学・専門学校の先生方にも、ぜひ自分事として読んでほしい本です。大学生の奨学金利用者割合はなんと5割超。それも実態は教育ローンとも言える有利子貸与型奨学金の利用者が多く、卒業時すでに5~600万円の借金を抱える若者が増えているそうです。

 下宿代がないからと片道3時間以上かけて通学する学生の増加、小遣いではなく学費や生活費を稼ぐためにバイトする学生、奨学金返済が結婚や出産にも陰を落とす現実。私たちの学生時代と現在の学生の世代間ギャップのあまりの大きさに愕然としました。『奨学金問題は、借りた本人や親の自己責任の問題と片付けてはいけない。国立大学を含めて授業料が急上昇し、高卒求人が減少し、親の所得が低下するなど、複合的な要因が合わさった社会問題だ』とする著者の主張には頷けるものがありました。

一読の価値あり 「日本会議の研究」

 遅ればせながら、『日本会議の研究』 (菅野 完 著 扶桑社新書)を読みました。 男女共同参画や選択的夫婦別姓の反対勢力、安倍首相の私的ブレーンの顔触れや改憲を支持する複数の団体の活動の歴史を垣間見ることができて、興味深かったです。このところ、調査報道関連の本を読み込んでましたが、著者の圧倒的な調査力には感服しました😁

 私自身、ふだんは政治にさほど関心はないものの、どちらかと言えば 中道からやや保守かと思ってました。でも、本音では明治憲法復元を目論む人たちを含み、発達障害と子育ての問題でいろいろ物議を醸す発言をしていた教育学者らが組織の中核をなす「日本会議」が現政権を支えているとすれば、それってヤバくない?と思ったのでした。

 いずれにしろ、学生運動が終焉して久しい大学で、のほほんと学生時代を過ごした私ら40代と、それ以上の世代は、思想的に右の人も左の人も、ポピュリズム大好き人間もインテリも、目を通しておくといい本ではないかと思いました。

*ちなみに私が読んだのは、第7刷(修正版)です。削除された部分は、アマゾンのコメントの1つを読んだらわかりました。
プロフィール

にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師 東京大学大学院工学系研究科 特任研究員
プレミアム医学英語教育事務所代表 https://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

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