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にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師
プレミアム医学英語教育事務所代表 http://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

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■since 2007/01/18
近況報告
 8月に入ってからブログを更新していませんでしたね。16日から19日まで京都で過ごしました。 五山送り火の際は、息子の住むアパートの屋上を解放してくれるとのことで、私と夫の親も京都に招待しました。夜8時すぎから、山腹に次々と浮かび上がる「大」「妙法」「舟形」「左大文字」は本当に美しかったです。祇園にて父の傘寿のお祝いをしたり、宇治の平等院に行ったりして、遅めのお盆休みを楽しみました。

 仕事面では、春以降、これまでと違うタイプの仕事をいろいろ頼まれて、悪戦苦闘してましたが、それらがようやく形になってきましたので、紹介させていただきます😊  

 東京商工会議所の健康経営アドバイザーテキストは、一部執筆と全体の編集を担当しました。中小企業の総務担当者や、社会保険労務士、中小企業診断士などの研修用テキストとして、約1万人が利用すると思われます。健康経営ハンドブックでは、インタビュー記事を2本担当させていただきました。この仕事のおかげで、5月に関西に出張することができました。運送会社ハンナ様、スパイス製造のハウスあいファクトリー様の記事はどちらも力作なので、もしお手にとる機会がありましたら、ぜひ目を通してみてください。
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1004590
 東京商工会議所ニュースリリース 「健康経営ハンドブック2018」を発行しました

 また、家族計画協会の機関誌「家族と健康」の特集記事で、産婦人科の医師3人にインタビューさせていただきました。同機関紙は毎月1日に発行されていますが、6月から9月まで、「シリーズ 妊娠前から考えて行動する重要性」ということで、5ページ目の全紙面にインタビュー記事が載っています。妊産婦を取り巻く環境の変化と医療従事者の役割、プレコンセプションケア、葉酸とOCM、エピゲノムなど、古くて新しい問題から先端研究まで、さまざまな話題に触れることができました。webから記事をダウンロードすることもできます。
http://www.jfpa.or.jp/paper/main/ (第771号~)

これまでweb媒体のライターをしていて、サイトの閉鎖で記事が全消滅した経験があるので、いずれの紙媒体として残るのは嬉しいです。

保健 | 18:10:03
論文紹介記事 & 通信講座のスクーリング
7月30日に公開された論文紹介記事です。

Eur Heart J誌から
個体内脂質変動は冠動脈硬化の進行と関連
積極的脂質低下に加え、低下状態の保持が重要か

血圧の来院ごとの変動性(visit-to-visit variability)が大きいと心血管イベントのリスクになることが注目されていますが、LDL-Cをはじめとする脂質についても同様のことが言えることを示した研究結果です。結論として著者は、「積極的に脂質を低下させるだけでなく、低下した状態で保持することが重要」と主張しています。

それから28日午後に、フェロー・アカデミーの通信講座マスターコース「メディカル」の直接講義がありました。最初の1時間半の講義では、医学英語の学習、論文のざっくりとした読み方、統計記述の英語表現など、ふだんの通信講座ではなかなかお伝えできないことを盛り込みました。その後の茶話会では、参加者の皆さんに自己紹介していただいた上で、翻訳会社のトライアルのことや、翻訳との向き合い方、仕事の選び方など、いろいろな話をしました。異常な進路をとる台風の影響で大荒れの天気だったにも関わらず、12名もの方が参加してくださり嬉しかったです。ありがとうございました!

メディカル翻訳・ライティング | 18:48:06
健康経営 中小企業支援の巻
皆様は、「健康経営」という言葉をご存じでしょうか? 私は以前からQ-STATIONという産業保健関連サイトで記事を書いていたので、大企業での健康経営の取り組みについては、時々取材をしてきました。近年は、大企業だけでなく中小企業においても少しずつ取り組みが始まり、健康経営に関心をもつ企業には専門家を派遣して支援を行う段階にあります。

いろいろな縁があって、現在私は、東京商工会議所の健康経営アドバイザーテキスト2018の執筆と編集に関わっていて、5月末には、健康経営に取り組む関西の企業にも取材に出かけました。また昨日(17日)午後は、東京都職域健康促進サポート事業・専門家派遣事業説明会にて、都の担当者のあとに30分ほど話をさせていただきました。

健康経営アドバイザー研修(初級)は、昨年末までに全国で1万人前後が受講しましたし、専門家(健康経営上級アドバイザー)派遣については、昨年のトライアル事業を経て、今年は年間1万社への普及啓発、300社への個別支援を予定しています。昨日の事業説明会の参加者の大半は、社会保険労務士と中小企業診断士の方だったので、ビジネス畑の人に、健診の項目や、企業での健康づくりの具体例、がん治療と就労の両立支援について、短い時間でどう説明すればよいかを考えながら資料を作成しました。

昨日は、この説明会の直後に、丸の内から青山に向かい、フェロー・アカデミーでメディカル翻訳の講義をしました。このように社労士など他職種の方に健康についての話をすることと、翻訳スクールで医療職ではない方にメディカル翻訳の講義をするのは、似たところがあります。私は周りから見ると色んなことに手を出す人間のように見えるかもしれませんし、実際そうなのですが、自分の中ではメディカル・コミュニケーションという点で一貫したところがあって、それぞれの仕事での経験が他の仕事の質の向上に繋がっていると考えています。

・・・と書いたのは、たまたま最近、2012年にフェロー・アカデミーのTramagaインタビューで、「語学力と医療の知識を生かしてメディカル・コミュニケーションに貢献したい」と偉そうなことを言っている記事を読み返す機会があったからです。その記事には、子育てのことや、フリーランスになった当時の失敗談も色々載っているのですが、子育てがひと段落した今読み返してみて思ったのは、自分なら良質の仕事が提供できると思った場合、社会的貢献度が高いと思った場合は、多少リスクがあると思っても、貪欲にチャレンジするところは、昔からあまり変わっていない、ということでした。

保健 | 10:42:48
心不全患者が家庭で過ごす時間を保険請求データから算出する
日経メディカル オンライン 海外論文ピックアップにて、私が執筆した論文紹介記事です。

J Am Coll Cardiol誌から
「家庭での時間」は心不全アウトカムの指標に
心不全患者レジストリとメディケアデータの分析
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/etc/201806/556711.html

「家庭での時間(home-time)」が心不全で入院した患者の退院後の状況を示す指標として有用だという話です。米国メディケアの請求データと患者レジストリを使った研究で、米国では、このhome-timeは、患者中心の評価指標として注目されているようです。本研究により、高齢の心不全患者は、退院後の時間の多くを家ではない場所(高度看護施設SNFなど)で過ごしていることが明らかになったとともに、この指標は、複数の患者特性と関連し、従来の心不全アウトカムとも相関していた、と述べています。

メディカル翻訳・ライティング | 18:30:24
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