FC2ブログ
 
■プロフィール

にしむらたずこ

Author:にしむらたずこ
医療ライター 兼 医学英語講師
プレミアム医学英語教育事務所代表 http://www.premium-english.biz/

仕事や暮らしの中で思ったことを書き留めています。

■最近の記事
■カテゴリー
■カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

■since 2007/01/18
近況報告
 しばらく更新していませんが、元気にしています。12月に入ってから仕事と学業と趣味でのイベント続きで、てんてこ舞いでした。
 仕事のイベントとしては、英語プレゼンテーションのセミナー『学会発表☆集中トレーニング(10月から月1回、全3回)』の最終回が12月9日にありました。いずれどこかで詳細を公表したいと思いますが、国際学会発表を控えた看護系研究者などを対象に、講義と演習、ならびに発表練習を繰り返すという内容でして、最初は小さな声で恥ずかしそうに発表していた人も、最終回は堂々と発表できるようになり、一定の効果は認められたように思います。

 学業でのイベントは、何と言っても12日にあった学位論文の口頭試問でした。審査は、医療ジャーナリズムや臨床研究の大御所の先生方がしてくださることもあって、いつになく緊張しました。審査期間は来月中旬までなので、それまで推敲を重ねて、いい論文に仕上げたいと思っています。

 趣味のイベントは、1日のフルート発表会と、3日のゴールドジムでの写真撮影でした。フルートは、息子ロスによる「空の巣症候群」予防のために、今年の春に始めました。先日は、講師の先生主宰の発表会で、演奏した曲は、『あの夏へ』(千と千尋の神隠しより)と『花は咲く』でした。「あの夏へ」はソロ演奏だったのですが、暗譜していたつもりが途中で真っ白になり、転調したところで音を外したのが残念でした。講師とのアンサンブルで演奏した「花は咲く」は落ち着いて吹けました。3日の写真撮影はプロのカメラマンによるもので、次回のWoman's Shape 誌の読者モデルの1人として掲載されると思います。おなかが見えるウエアを着てポージングしたり、マシンを使って筋トレしている姿を撮ってもらいました。どんな写真が載るのか本人も知りません!!

 こう書くとなんだか楽しそうですよね。 実際は、ここに書かないことも含めて、テンパってたり、落ち込んだりしていることもあり、そういうことのほうが引きずりやすいので、全然うかれた感じではないのですが、、、10月に比叡山を参拝したときに心に残った最澄の言葉 『一隅を照らす』を胸に、慌ただしい年末を心穏やかに過ごしたいと思っています。

暮らし | 10:25:50
心不全バイオマーカーの有用性を検討したメタアナリシスの結果
先週公開された海外論文ピックアップの記事です。
J Am Coll Cardiol誌から
sST2は慢性心不全患者の予後予測に有用
6つの臨床研究の患者データを用いたメタアナリシスの結果

心不全バイオマーカーの予後予測能を比較検討する研究で、新規バイオマーカーの「sST2」は、NT- proBNPやhsTnTと共に検査に加える価値がある、と結論づけています。この研究手順がけっこう面倒で(他マーカーと独立して有用か、組み合わせて有用かなどを検討)、読者には面白くないかなと思いつつも、研究方法と結果を説明しないと結論が導けないので、本文を訳すというよりは、図表を読み解いて伝えるようにしました。

メディカル翻訳・ライティング | 18:20:01
フルートと英語の発音
 ある日突然、別々のところで見知ったことが、頭の中で繋がって 「なるほど~~」って思うことありますよね。私のつい最近の体験をお話しします。

 今年の春からフルートを習いはじめ、以前に比べるとだいぶ難しい曲を演奏できるようになりました。来月はじめの発表会では、『花は咲く』 と 『あの夏へ』 (「千と千尋の神隠し」より)を披露すべく練習中です。ところで、このフルートは、音程を合わせるのも大変ですが、曲の中での息継ぎがなかなか難しいんです。元気な曲だったり、曲調がもりあがってくると、ついつい最初に強く息を吹き込んでしまいますが、そうすると楽譜上で息継ぎができる部分まで息が持たないのです。息を加減して、フルート管に細く長く吹き込まないとメロディがとぎれます。

 実はこれと似たような話を、音声工学の研究者と英語の発音の議論をしているときに聞きました。日本語は高低アクセント、英語はストレスアクセント(強勢アクセント)ですが、意味のまとまりで区切るチャンク、あるいはスラッシュリーディングをすると、英語の強勢は後ろのほうに来ることが多いです。
例えば、Come to tea with John and Mary.
Come to tea / with John and Mary.
**   *   *** / *   **   *   ****     (*が多いほど強勢)

 日本語では、疑問文でなければ、おおむね最後は下がるので力を抜く感じですよね。そういう発音を何十年もやってたら、身体が日本語発音モードになっているから、英語を発音するときも息が持たない。英語らしく発音できる身体から作っていかないとダメ…というのは、学生時代ESSの演劇で鍛えたこの研究者の持論で、そこまですることもないとは思いますが…
 でも先日の英語プレゼンセミナーにて講演してくださった同時通訳の方も、「日本語話者と英語話者のひそひそ話はどちらがよく聞こえるかといえば、後者であり、それはそもそも発声の仕方から違うからだと思う」とおっしゃってたので、まあ身体のつくりというか、長年の発声の習慣というのもあながち無視できないんじゃないかと思います。

 フルートがうまくなったら英語の発音がうまくなるとか、英語の発音がうまくなれば、フルートがうまくなるといった短絡的な話ではないのですが、息を続かせるコツがつかめれば、両方の上達に役立つかもしれない、と思ったのでした。

語学学習 | 07:09:04
医療関係者の英語力向上を目指して
 11日(日)、『英語で学会発表☆集中トレーニング』(第2回)が無事おわりました。興味のある方は、私の事務所HPをご覧ください。
 プレミアム医学英語教育事務所 「2018秋開催 英語で学会発表・集中トレーニング」 
 http://www.premium-english.biz/index.php?event2018
 
 初めての試みは緊張するし、途中での評価も難しいものがありますが、参加者の英語プレゼンスキルは確実に向上しています。また、各人のプレゼンを見ることで、看護系の様々な研究についても学べるので、お互い刺激になるようです。

 これとは別に、来週木曜日に獨協医科大学図書館で 『英語論文の読み方講習会』 の講師をします。定員20名ですが、担当者の方から連絡があって、「申込多数でお断りするほどの人気」だそうです。参加希望者は「若手の臨床医がほとんど」とのこと。ホントですか~😨という感じですが、せっかくなので、REAL-CAD試験論文を題材にした「読み方」だけでなく、国際学会での発表準備、つまり「伝え方」についての情報提供もしたいと思います😊

学術 | 17:32:05
次のページ

FC2Ad